一生に一度は見てほしい、弘前の桜
突然ですが、私、桜の花が最強に大好きなんです。
桜が大好きになったきっかけが幼い頃から毎年通いつめていた青森県弘前市の弘前城の桜。
出身の青森を出てからは、桜を見て欲しくて、県外の人を何度もツアーに連れ出しています(笑)
わたくし、自称「弘前さくらまつりアンバサダー」です(そんな募集があったら即応募します。笑)。
今回は自己紹介後の初投稿としてここ数年間の私の弘前さくらまつりについて書きたいと思います!今年行こうかな〜と検討されている方、初めて知った!という方にご覧いただけたら嬉しいです。
駐車場含め地元情報はまあまあ把握しているので、これから行かれる方のご質問やコメントも大歓迎です♩ぜひ青森県の誇る弘前の桜をお楽しみください!
至るところで写真を撮りたくなるフォトジェニックな弘前公園の桜
弘前さくらまつりは、弘前城のある弘前公園というなかなかに広大な公園で開催されます。20年以上通ってきた私でさえ、完璧に園内の地理を把握したのはここ数年。笑
それだけ広大な敷地ですが、敷地中、写真を撮りたくなるスポットしかありません。
水の上から贅沢に楽しめる外堀の桜
弘前公園はお城なので、外堀、内堀があり、こちらは外堀の人気スポットのひとつ。まったりボートに乗りながら、桜の木を真下からや川の上から見ることができ、道から見るのとはまた違った桜が楽しめます♩
この写真は外堀にかかる橋の上から撮影したものです。
夜になるとこんな風にライトアップされ、昼とはまた違った桜の温かみと絶景を楽しむことができます。もう、大好きです。笑
桜が散り際に見せてくれる最高の景色「花筏(はないかだ)」
先ほどと同じ外堀でも、弘前駅側から弘前公園につくとまず見えるのが細い外堀。
桜の花びらが散って水にうき、たくさん連なって流れていく情景がいかだのようであることから、「花筏(はないかだ)」と呼ぶのです。とても日本的な情景を表す素敵な言葉で私は大好きです。
そして写真をご覧いただくと水路がなんと桜色!桜の花びらの上に桜の木の影が映し出されるなんて、なんて美しいのでしょう(と毎回写真を撮ります)。
花筏ができる時は、常に風に桜の花びらが舞っているので、暖かな春と桜の風情を感じながらお散歩できますよ〜。…もう、最高です。(何度もいう笑)
こちらは花筏の撮影に一番人気のスポットです。私はここ数年うまくタイミングが合わずまだ水路が全て花びらで埋まる写真は撮れていないので残念…
ぜひ公式HPのさくらまつりギャラリーも(https://www.hirosakipark.jp/sakura/category/gallery)もチェックしてみてください♩
悠久の時を感じる天守は一見の価値あり
現在弘前城は石垣の工事をしているため、天守が移動されていて、かなりミニマムな感じになっています。笑
中に入ることもでき、お城が見てきた歴史になんだか思いを馳せてしまうんですよね〜。
お城の白さと周りの桜のピンク色がとても美しくマッチしているなぁと思います。
ちなみに天守周辺は有料区間となりますが、弘前公園の中でも天守のある場所だけあって、かなり高い位置にあって眺めのよさを楽しんだりもできるので、ぜひお金を払ってでも見ていただきたいスポットです。
夜だとこんな感じです。少し引いた位置で撮影すると桜のフレームに天守がすっぽりおさまってくれて、これまたいとをかし。
海外からも絶賛の桜と日本の情景がここに
近年撮影した中でもかなりお気に入りの写真の一枚がこちら。
有料区間内のお堀にかけられた橋の朱色が夜に浮かび上がり、お堀の水面がまるで鏡のようになって桜の木を映し出しているこのスポット。
「The 日本」な感じで最高ですし、海外から絶賛されるのも頷ける景色です。
弘前公園内の橋は、かなり定期的に朱色の色を塗り直してメンテナンスされているようで、感謝感謝です。
有料区間の情報も公式HPに記載ありましたのでご参考までに(https://www.hirosakipark.jp/sakura/chargedarea.html)。
花より団子派も侮るなかれ。およそ200の出店の数々
弘前さくらまつり、実は広大な敷地の中に200もの出店が軒を連ねています。
桜を見ながらグルメも堪能し、お腹も心も大満足、それがまた最高なんですよ(最高の連呼ごめんなさい笑)。
焼き鳥、焼きそばなどのスタンダードなものやお化け屋敷やゲームなど大人から子どもまで大人気の出店をはじめ、青森のB級グルメ「黒石つゆ焼きそば」、「十和田バラ焼き」などの屋台も出店しているので、一気に青森を楽しめます!
こちらは初めて行く方にオススメ、「黒いこんにゃく」の屋台。毎年同じ場所で出店されていて、見るも奇妙な?真っ黒なこんにゃく、どうやって黒くしているのかは企業秘密らしいのですが、これがまた安くて美味しい!
右のお兄さんが右手で持っているのが黒いこんにゃくです。
ついつい食べちゃうんですよね〜これ。
こちらは流行りのキャラクターなどが可愛い飴になって並ぶお店。撮影したのが2年前くらいなので、その時の人気者のこの方々がいました。笑
いちご飴は現地で食べ、この飴は絶対に毎回お土産に持ち帰ってしまう子どもの心を捨てられないアラサーの私です。笑
おうちに帰ってからテレビを見ながらお祭りの余韻を味わって食べるのが幸せ…。
出店ではありませんが、歩き疲れたなんて方には園内で抹茶とお茶菓子をいただけるこちらもオススメ。
こんな桜と庭園の中で飲むお茶と、まったり感は格別です♩
大人な皆さんの休憩にどうぞ!
フォトジェニックをとことん追求するのも楽しい
一昨年?くらいからかなり話題になっているこちらのハートの桜の名所。さてさて園内のどこにあるのかはお楽しみですが、見つけた瞬間きっと幸せな気持ちになれます。
このハートは剪定士さんが綺麗に枝を切りそろえて作ってくれているんですって〜素敵なお仕事ありがとうございます!
夜桜を見上げると、空に桜の花が咲き誇る、空の濃紺と桜色の見事なコントラストにも出会えます。
某ビールのパッケージのようなお写真になりました笑
園内の、特に外堀に近い道には、いくつもの桜のトンネルの道があります。こちらの写真は少し開けた道ですが、いわゆる「桜のトンネル」と名付けられている道に行くと、すぐ手の届く高さにある桜の木のトンネルの中を散歩することができますよ。
ボリューミな桜のひみつは、りんごから応用した伝統技術
私は弘前公園の桜に見慣れていたので、ここ以外の場所で桜を見たとき、
どうして弘前の桜と同じソメイヨシノなのにこんなにお花のボリュームが違うんだろう…とかなり不思議に思いました。実際に近くに寄って見ると、弘前公園の桜はなんだかまんまるもふもふな感じなのです。
アップで寄るとこんな感じです。
実はこの桜、偶然ではなく伝統技術によってつくられ、保たれているものだと分かりました。
青森は言わずと知れたりんごの名産地ですが、りんごの木は果実に均等に光が当たるようにあえて高さを出さずに横に広がるような形に剪定しています。青森のりんご畑を見ると背のひくく横に枝の伸びる木ばかりです。
弘前公園の桜は、このりんごの剪定技術を応用することによって桜の木全体に日光が行き渡り、その結果通常一芽から咲くお花は3、4個のところ、なんと多くて7つも花を咲かせることがあるそうです。
1年を通じて桜と園内の木々を守ってくれている桜守さんや剪定士さんに感謝しかありません。本当にありがとうございます。
さあ、弘前公園の桜に会いに行こう
ここまで書いても全く魅力を書ききれず…2記事目ありえます。笑
書いても書いても伝えず、毎年行ってもまた行きたくなる魅力を持っているのが弘前公園の桜。
2019年は開花予想が4月21日、満開が27日のようです(3月5日現在の情報)。今年私は満開には間に合わなそうですが、屋台や花筏を楽しみにまた足を運ぶ予定です。楽しみ楽しみ…!
本当に春の訪れは嬉しいものです。
さあ、弘前公園の桜に会いに行こう!
冒頭にも記載していますが、弘前公園の桜に関する観光について遠方からお越しの方などからのご質問等々大歓迎です。私の答えられる範囲内でお答えしますね♩
Thank you for reading.
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